エジプトのアスワンと周辺のおすすめ観光地3選を一挙公開

アフリカ
アフリカ大陸の北東部に位置するエジプトは、紀元前400年から古代文明が栄えた地域です。現在もピラミッドがそびえたっており、これを一目見るために世界中から大勢の観光客が詰めかけているほどです。この国の第二の都市であるアスワンは多くの観光スポットがありますが、ここでおすすめの一帯をご紹介していきましょう。

近代都市と古代都市が同居するアスワン

エジプトの南西部に位置するアスワンは、人口5,200万人の都市です。首都のカイロに次ぐ第二の都市であり、1990年以降は観光業に力を入れられるようになりました。街の中心部にある市庁舎は一般にも開放されており、1階部分は博物館にもなっているのが特徴です。ギザ王のピラミッドから出土した遺物を展示公開しているので、普段から大勢の観光客が訪れています。英語・日本語・中国語・スペイン語で案内板が表記されているので、地域の歴史を各国の方々が学べるところです。

古代から続く市場・アモールバザール

エジプト屈指の市場とも呼ばれているアモールバザールは、アスワンの東部にあります。全長4kmの巨大な市場となっており、紅海で水揚げされたタコや貝といった鮮魚から、牛・豚などの畜産物なども購入することが可能です。この市場はエジプト文明からオスマン帝国支配下でも活気に満ちていたところで、現在でも市民の台所として活用されています。観光客向けのフードコートも併設されていて、地元で人気の料理・ケバブを味わえる屋台もたくさんあります。庶民的な風景を目に出来る一帯です。

世界最大級のピラミッド・ギザ王の墓

アスワンから車で約1時間の位置にあるギザ王の墓は、エジプト屈指の最大規模を誇るピラミッドです。ここでは1970年代から発掘作業が始まり、現在も調査が続いています。墓の最深部で見つかったミイラは、紀元前250年代に命を落としたギザ王だと言われており、ミイラは市庁舎の博物館で見ることが可能です。入場するには1名9000円という料金が必要にありますが、必ず現地観光ガイドが同伴されるので、ゆっくりとピラミッド内部を探索しながら見て回れるのが特徴になっています。

以上、アスワンとその周辺のおすすめ観光地3選の紹介でした。古代文明発祥の地であり、現在もその姿を直接目にすることができます。日本とは異なった趣がある場所であり、アフリカ大陸の中でも発達した国です。飛行機で約12時間でいくことができるため、年間を通して日本人観光客も多く現地では日本語表記も目に出来るので、観光しやすいでしょう。

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