セネガルにあるダカールで訪れるべきスポット2選はここ

アフリカ
セネガルのダカールというと、日本ではパリ・ダカールラリーの終着点として知られていることでしょう。でも観光で訪れる人というと、そこまで多くないかもしれません。あまり日本での知名度はないかもしれませんが、素敵な場所はたくさんあります。そこで現地に行くならばぜひその目で見ておくべき観光スポット2選を取り上げてみましょう。

世界遺産の島で歴史を学ぼう

ダカールにはアフリカのセネガルで世界遺産に指定されているゴレ島があります。そこはダカール本土から3キロほど沖合に出たところにある島です。何も知らなければ美しい海に囲まれた素敵な島と思うかもしれませんが、そこはもう一つ世界の歴史の暗部である奴隷貿易の中心地でもあったという過去を持ちます。ゴレ島にはかつて奴隷貿易がどのようにして行われのかを知ることが出来る要塞跡を利用した博物館などがあり今でもその歴史を学ぶことが出来ます。観光ならば楽しいところを見てみたいと思う人も多いかもしれませんが、自分の目で悲しい奴隷の歴史の痕跡をみることで、何かを得て考えることができればそれは貴重な経験です。ゴレ島は観光客向けの開発も進んでおり、素敵なリゾートホテルもたくさんあります。奴隷の歴史に触れるだけでなく、くつろぐ時間も取れるので普段の疲れを取ることも出来ます。

巨大なモニュメントを見てみよう

アフリカの最西端であるセネガルの首都ダカールではアフリカ・ルネサンスの像という巨大なモニュメントがあります。これは、セネガル共和国独立50周年を記念して201年に完成しました。その高さはなんと50メートルとアフリカで一番大きい像になります。夫婦が寄り添い小さい子供が父親に抱きかかえられている姿をみることができます。実はこの像は北朝鮮の支援を受けてつくられたというものです。政治的にはいろいろな思惑があるのでしょうが、ダカールを訪れたら遠くからでも見ることが出来るものですから、一度近くまで行って見るのも良い経験になります。像がそびえ立つところまでは階段でいくことになりますが登りきれば、そこから街と海を一望することができます。やはり観光に行くならば、その土地を高いところから見ておいたほうが思い出に残りやすいでしょう。

セネガルに行くなら訪れておきたいのが奴隷貿易の歴史を今に伝えるゴレ島です。博物館などの施設を訪れれば、世界の歴史にあった一部分を学ぶことが出来ます。そしてもう一つ見ておいたほうがいいのが巨大なモニュメントであるアフリカルネサンスの像です。独立50周年を記念してつくられた像で、足元までいけばそこから街が一望できます。

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