自然豊かな南アフリカの都市ヨハネスブルグ!おすすめ観光スポット3選

アフリカ
アフリカ大陸の中でも最南端に位置する南アフリカですが、その中でも最大の都市と言われているのがヨハネスブルグです。ハウテン州の州都でもあり金鉱採掘で発展しました。広大な自然や日本では中々見ることが出来ない珍しい動物が生息しています。その一方で人種隔離政策の歴史を物語る博物館などもあります。今回は、そんなヨハネスブルグの観光スポットを紹介していきます。

アパルトヘイト博物館

アパルトヘイト博物館は2001年に開館された博物館で、アパルトヘイトについての歴史的資料を保管したり展示したりしています。アパルトヘイトとは南アフリカで約50年にもわたって繰り広げられた人種差別のことです。白人を優先し黒人を差別してきた社会についての歴史を感じ学ぶことが出来る施設です。日本に住んでいると感じることの出来ない差別社会を歴史に触れることで学ぶことが出来ます。当時の悲しい出来事を忘れることなく、学ぶことも大切だと知ることが出来るでしょう。

ヨハネスブルグ動物園

1904年に設立された動物園で320種類以上もの動物が飼育されています。世界で唯一ホワイトライオンの飼育をしている動物園です。また、シベリアトラの飼育にも成功しています。アフリカの動物だけではなくアジアなどの地域に生息している動物もいます。中心地からも近いため立ち寄りやすいスポットだと言えるでしょう。自然の中でのびのびと暮らしている動物たちを間近で見ることが出来る施設となっています。数メートルの距離から見る野生動物の迫力がある姿は子供だけではなく大人も楽しめるはずです。

ネルソン・マンデラ国立博物館

ネルソン・マンデラ国立博物館はヨハネスブルグの歴史遺産の一つです。通称マンデラハウスとも言われていて1946年から1962年までの間、南アフリカの元大統領であるネルソン・マンデラが住んでいました。その後1997年にソウェトヘテージトラストという団体に寄付されて博物館になりました。赤いレンガ造りで1階建ての小さな建物ですが、壁には弾丸で出来た穴が空いていたり、玄関に火焔瓶による襲撃で出来た後があったりと、当時の出来事の壮絶さを物語る痕跡があります。差別社会であった南アフリカの歴史はここでも学び取ることが出来るでしょう。

金鉱で栄えた町ヨハネスブルグには、かつての人種差別や闘争の歴史を物語る施設が多くあります。日本ではあまり馴染みがないかもしれないですが、その壮絶な過去は学んでおいて損はないでしょう。また、多くの動物を見ることが出来るスポットがあり老若男女が楽しむことが出来ると言えます。今回は南アフリカの都市ヨハネスブルグについてまとめてみました。訪れる際には参考にしてみてください。

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