インスタ映え重視！京都・祇園の名所厳選2選
桜と紅葉の時期なら最高！高台寺
豊臣秀吉の妻ねね（北政所）ゆかりのお寺で、「ねねの寺」とも呼ばれています。ねねは1598年（慶長3年）に亡くなった夫の冥福を祈るため、1606年に高台寺を建てました（ねねもここで眠っています）。その後度重なる火災で仏殿などを消失し、現存している建物は霊屋（おたまや）、開山堂、時雨亭などです。
高台寺の歴史を聞いただけでも訪れたくなる魅力的な名所ですが、高台寺は春は桜、秋は紅葉が美しいと評判の高い寺院でもあるのです。桜や紅葉の美しい姿も十分インスタ映えしますが、ライトアップもおすすめ。桜の時期と紅葉の見頃時期に合わせてライトアップが行われるのが恒例で、その美しさをひと目見ようと多くの人が足を運びます。
桜や紅葉の美しさに加え、境内には開山堂など重要文化財に指定されている建造物が点在しています。美しく佇む庭園と建物ひとつひとつが秀吉のねねを彷彿とさせ、2人に思いを馳せるのも楽しみ方の一つになるでしょう。
世界中の人を魅了！花見小路通
京都市の南北を走る花見小路通は、祇園のメインストリートとして、古き良き祇園の街並みを支えてきました。テナントビルが立ち並ぶエリアもありますが、四条の南側はレトロなお茶屋さんや由緒ある料理屋が立ち並び、紅殻格子（べんがらごうし）の建物や、軒下に設置されてる犬矢来(いぬやらい）など京都らしい情緒を今に伝えています。地中化された電線類や整備された石畳も、祇園の街並みをより一層情緒深く演出しています。
お茶屋さんの中でも「一力亭」は花見小路通を象徴する由緒あるお茶屋さんと知られ、その美しい佇まいから撮影スポットとしても有名です。国内外からの観光客で賑わう花見小路通ですが、夜になると舞妓さんの姿がよく見かけられるようになり、こちらも人気の撮影スポットになります。昼夜問わず多くの人を魅了し続ける花見小路は、インスタ映えに選びたい名所です。
日本の伝統的な華やかさが残る祇園は、何気ない場所でも思わず写真を撮ってしまいたくなるほど、魅力あふれる観光名所です。インスタ映えする観光スポットも多く点在していますが、京都らしさがにじみ出る高台寺と花見小路通は、訪れたい名所としておすすめします。できるなら桜や紅葉の見頃時期に合わせて出かけると、よりインスタ映えする1枚が撮れるかもしれません。
