和歌山紀州路を満喫できるおすすめ観光スポット3選

日本
和歌山県は古くから紀州と呼ばれ、太古から江戸徳川の時代に至るまで歴史の深い場所です。それだけに見どころもたくさんあります。世界遺産の熊野古道や迫力の那智の滝など。また、場所がら海と山の両方に恵まれている地であることから、みかん、マグロを始めとしておいしい物も目白押しです。そんな和歌山の有名観光スポットをご紹介します。

紀州のシンボル「和歌山城」

シンボル的存在の和歌山城は、市内にあります。紀州徳川家の居城であり、尾張、水戸と共に徳川御三家の一つであった紀州は、八代将軍徳川吉宗を輩出したことで有名です。戦国時代に活躍した雑賀衆や、江戸期に将軍に仕えたとされる御庭番など、独特な制度を持った国つくりとして知られています。城内の敷地には動物園があったり、地元の憩の公園としても親しまれています。忍者姿のスタッフたち「おもてなし忍者」が随所にいて、写真を撮ってくれたり、城内の案内役をつとめるなどお手伝いをしてくれます。

白浜はいろんな楽しみ方満載

関西ではおなじみの温泉地でもあり海水浴場でもある人気の場所が白浜です。日本三古湯の一つでもある白浜温泉は、外湯めぐりも充実しています。中でもまるで海の中に入っているような迫力の「崎の湯」は感動的な体験です。サラサラの石英砂の砂浜「白良浜」で、海水浴やお散歩も気持ちいいものです。子供たちが喜ぶサファリランド「アドベンチャーワールド」も楽しいスポット。また白浜のグルメは圧倒的な海の幸をどこにいっても味わえるのが魅力です。名物は「くえ」という巨大な魚。見た目とは裏腹に白身でたんぱくな味です。

世界遺産を体験する「熊野古道」

世界遺産「熊野古道」は、熊野三山に続く紀伊半島の山深い古道です。元々熊野詣の参拝のための道であったため、そこに向かう道は難行でもあったようです。現在は道もある程度整備させ、ハイキングコースとして一般客も気軽に歩けるようになりました。熊野古道は正確には和歌山県だけではなく、三重、奈良、大阪にまたがる相当広いエリアを網羅しています。歩くコースも、初心者から、トレッキングの上級者までいろいろなプランがありますので、無理なく山を楽しみながら歩くコースを選択したいものです。

紀州路はどこへ行っても、それぞれの土地が個性的であるのが魅力です。行く場所によって見たいもの、食べたいもの、行きたい所がバラエティに富んでいるので、いろいろな楽しみ方ができるということになります。一か所だけの観光ではもったいない。長い時間をかけて、ゆっくりいろいろな所を巡り滞在する旅にふさわしいのが紀州の地です。

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