子どもから大人まで楽しめる大分県別府市の観光スポット2選
別府ロープウェイからの絶景に注目。
別府ロープウェイは標高およそ500メートルの位置にある「高原駅」と約1300メートルの「鶴見山上駅」を結びます。その高低差は800メートルに達し、西日本では最大規模のロープウェイと言われています。ゴンドラからは別府市街地の夜景や別府湾はもちろんのこと、由布岳やくじゅう連山、四国の山々など豊かな自然を満喫することができます。春はサクラやミヤマキリシマ(ツツジの一種)、初夏は一帯に広がる新緑、秋は紅葉やフユザクラ、冬は霧氷など各シーズンで雄大な自然を楽しめます。眼下に広がる雄大な景色は老若男女を問わず大きな思い出となるでしょう。
なお、出発点となる高原駅には九州各地の焼酎や大分を中心とするエリアの民芸品を販売する「九州焼酎館」や鶴見岳に生息する植物を販売する「山野草館」が設置されています。鶴見山上駅では絶景を楽しめるだけでなく、七福神めぐりや札所めぐりで日本の古くからの文化知ることも可能です。
城島高原パークで思い切り楽しもう。
別府にはラクテンチや城島高原パークなどのテーマパークがありますが、前者は子ども向けの施設、後者は幅広い世代が楽しめる施設と言えます。城島高原パークは日本初の木造ジェットコースター「ジュピター」や地上40メートルの高所から垂直に落下する「ニュートン」をはじめとする絶叫マシンがあります。中でもジュピターは大人気で、木造ならではのきしむ音が恐怖感を誘います。近年話題のVRを取り入れた新アトラクションも高い評価を集めています。一方で、小さな子どもたち向けの乗り物も充実しているため、子どもから大人まで満喫できる施設です。カップルでの利用にもおすすめです。
また、ファストフード以外にも焼肉やジンギスカンなどを楽しめるレストランが整い、ショップも充実しています。さらに、ゴルフクラブやホテルがパークに隣接しているため多目的に利用することが可能です。
大分県別府市の魅力は何と言っても市内各地に名所が散らばる温泉です。しかし、それ以外にも楽しみ方はさまざまです。ここでご紹介したロープウェイを使って豊かな自然を満喫したり、テーマパークで思い切り遊ぶのも別府の楽しみ方の1つと言えます。そして、動き回った後にゆっくりと温泉につかって疲れを癒やすことで、その魅力は倍増するのではないでしょうか。