ブラジルのサルバドールで必ず行っておきたい観光地3選について
カラフルな世界遺産「ぺロウリーニョ広場」
サルバドールは1763年までブラジルの首都であったため、数多くの建築物などが建てられました。その中でも有名な観光スポットがぺロウリーニョ広場です。サルバドールはかつて奴隷売買が盛んに行われていて「ぺロウリーニョ」とは処刑を意味し、この広場は奴隷の処刑場として使われていました。悲しい歴史のあるこの広場ですが、その建物はヨーロッパを除くと最も多い800ほどのバロック様式の建物が立ち並んでいて、そのカラフルなパステルカラーの街並みは散策にはぴったりの観光スポットです。
街全体が観光地「カポエイラ」
カポエイラはかつてブラジルに連れてこられた奴隷たちが練習していた足技による格闘技ですが、音楽に合わせて行うため格闘技だけでなくダンスの要素も持っています。今ではカポエイラは無形文化財に指定されるなど重要な文化のひとつです。かつて奴隷売買の多かったサルバドールはカポエイラが盛んな場所で路上や道場などでも目にすることができます。また、劇場ではよりエンターテイメント性の高いカポエイラを楽しめるなど、サルバドール全体がカポエイラの観光スポットと言えます。
やはり外せないのがビーチ
サルバドールは湾岸都市で年中温暖なため冬でも泳ぐことができます。中でもおすすめのビーチが「バーハ」です。バーハは地元の人にも愛されるビーチなだけあって多くの人でにぎわっていてその美しい海や砂浜はもちろんですが、砂浜にところ狭しと立ち並ぶカラフルなビーチパラソルも鮮やかです。この他にも中心地から少し離れたヒベイラなどは観光客もあまりおらず、地元の人たちがひっそりと楽しむプライベートビーチのような雰囲気で、のんびりと楽しむにはおすすめのビーチです。
このようにサルバドールでは多くのビーチや街並みといった街全体が魅力あふれる観光地です。しかし、他の都市と同様に治安の悪い場所があり、大通りは明るい雰囲気でも一本隣の路地に入ると危険な場所もあります。サルバドールに訪れる際には事前に治安についても十分チェックしておくことが慣行を楽しむために不可欠です。