長野県中部で絶対に見たい観光スポット3選
国宝指定された由緒あるお寺、善光寺
長野県長野市元善町にあるお寺が善光寺です。近年のパワースポットブームでも注目され、多くの観光客が訪れています。善光寺の特徴は、どのお寺の宗派にも所属していないという点です。ご本尊は存在しており、一光三尊阿弥陀如来が祀られています。絶対秘仏と言われている如来様で、日本最古の仏であることから国宝に指定されているという点も神秘性を感じられるでしょう。江戸時代には「一生に一度は善光寺詣り」と言われるほど、庶民の憧れの場所でもありました。現在はバスや電車で訪れることが可能です。
戦国時代に思いを馳せる松本城
長野県松本市にあるお城が「松本城」です。戦国時代に建てられたお城で、信濃守護家であった小笠原氏が建てたと言われています。小笠原氏は武田氏に敗北し、この城から追放されましたが、「松本城」はその後も残り続けたのです。日本の城の典型的な建築方式を使用しており、その天辺にある天守は国宝に指定されています。城跡自体も国の史跡として保存されており、戦国時代のままの土地を大切にしている観光スポットです。「松本城」の付近は公園となっており、季節を通じてイベントが行われています。
アニメ映画の聖地になった諏訪湖
長野県の「諏訪湖」は、アニメ映画の風景として活躍したり、小説や映画にもなった人気スポットです。周辺には「上諏訪温泉」や「諏訪大社」が存在し、複数の観光を楽しむことが出来ます。花火大会やボート遊びが出来る湖ですが、冬には湖面が氷結することで見られる「御神渡り」を観察することも可能です。この時の亀裂の入り方は、宮内庁と気象庁に報告され神事として扱われます。平安末期の歌集である「山家集」にも「諏訪湖」の美しさについての記述があり、古くから多くの人々に親しまれてきました。
長野県中部には実に多くの観光スポットが存在します。どれも日本の平安時代や戦国時代から続くものであり、日本の歴史を見守ってきた文化財ばかりです。山に囲まれた長野県は、日本の古代を連想させこれまでの歴史を堪能させてくれる土地でもあります。さまざまな名所を訪れ、これまでの歴史や時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。