モロッコの人気観光地・エルフードの見どころ3選を大公開

アフリカ
エルフードは、アフリカ・モロッコとアルジェリアの国境付近にある砂漠地帯です。ハイウッド映画の撮影場所にもなったことから一躍世界中から注目される場所となり、数多くの観光客が詰めかけるモロッコを代表する観光地になりました。ここではこのエルフードの見どころとなる観光スポットを3つ紹介していくので、参考にしていただけると幸いです。

壮大な景色のメルズーガ大砂丘

「メルズーガ大砂丘」は、サハラ砂漠の入り口になっている一帯です。約4,500ヘクタールの広大な面積を誇り、朝晩の気温差が40度にも達します。観光地として人気があり、ラクダに乗って砂漠内を散策することが可能です。各所にオアシスがあり、ここではココナッツヤシのジュースやフルーツを味わえる露店もあります。エルフードの街から車で約1時間で向かうことができ、観光客向けのツアーも開催されています。壮大な景色を眺めることが可能で、地球の神秘を肌で感じられるところです。

地元の生活を垣間見られるケンズ・ベレーレ

「ケンズ・ベレーレ」は、エルフードの中心部にある市場です。1700年代に建造された屋内式の市場となっており、フランス統治下時代に設置されました。ロマネスク様式の建物で、2001年にユネスコ世界遺産にも登録されています。地元の台所として機能しており、モロッコ周辺の海で水揚げされているタコやスズキ・エビなどの海産物から、ココナッツ・羊肉など多種多様な食材が販売されています。市民の食生活を垣間見られる場所で、観光客もたくさん訪れる人気スポットです。

巨大な尖塔が目印のメクリス大聖堂

エルフードの東部に位置する「メクリス大聖堂」は、1750年代にフランス人宣教師によって建設されました。キリスト教プロテスタント派の大聖堂で、120mの巨大な尖塔が一際目立っており、街のランドマークとして機能しています。大聖堂内は無数のフラスコ画を描いたイコンが備わっており、聖母マリアとキリストの生涯を絵で見ることができます。12使途の1人であるヤコブを守護聖人としており、大聖堂の正面にはヤコブの像が安置されていて、訪れる人を迎えているのが特徴です。

以上、アフリカ北西部のモロッコで人気があるエルフードの、おすすめ観光地3選でした。美しい砂漠と歴史的建造物が見どころとなっているエルフードは、アフリカの自然を垣間見られる場所でもあります。砂漠に至っては今では貴重な観光資源となっており、観光客向けのさまざまなサービスを用意して体験することができます。

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