高知の足摺岬周辺のおすすめ観光スポット3選

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四国の高知県にある太平洋に突き出た足摺半島は、先端の岬が国立公園に指定されている景勝地です。美しい海の絶景を眺められる自然豊かなところで、多くの人を惹きつけています。ドライブにもピッタリでファミリーや友人、カップルで訪れても自然の中でリフレッシュすることができるでしょう。今回は高知の足摺にある観光スポットやその魅力についてご紹介します。

眺望が楽しめる足摺岬展望台

足摺といえば、やはり岬からの景色が見どころとして外せません。ここは最寄駅である中村からバスで90分という位置にある、太平洋に突き出た岬にある展望台です。広い海の水平線が見られ、地球の丸さを感じることができます。四国の最南端である足摺岬の突端には灯台がありますが、この展望台からは灯台も良く見えるのが魅力です。青い海に面した岬の、断崖の上に立っている真っ白な灯台は、遠くから眺めているだけでも絵になります。写真撮影をするのにもピッタリな場所なので、写真が趣味の人にもおすすめです。

並みが浸食した白山洞門

足摺岬からもほど近い県道27号の側にあるのが、白山洞門です。花崗岩が波によって削られてできた海蝕洞門で、昭和26年に高知県によって天然記念物に指定されました。高さは16メートル幅は17メートルもあり、日本ではナンバーワンの大きさがあることで知られています。付近には整備された遊歩道があるので、すぐ近くまで行くことができます。急な階段を下りて洞門に近づくと絶え間なく打ち寄せる海水の波しぶきの迫力を間近に感じることができ、地球の雄大さに思いを馳せることができるでしょう。

四国八十八箇所の札所の1つ金剛福寺

金剛福寺は足摺岬のすぐ近くにある真言宗のお寺です。四国八十八箇所の第38番札所でもあります。落ち着いた風情があり、ゆっくりと過ごすことができる環境です。数々の石像も見どころで、遊歩道に沿って「ゆるぎ石」や「不増不滅の手水鉢」などの「足摺七不思議」とも呼ばれる名所もあり、訪れる人を惹きつけています。正確には8か所の岩や植物などにまつわる不思議なスポットですが、数多くあるという意味で七不思議といわれているのが特徴です。金剛福寺を訪れた際には合わせて立ち寄ってみると良いでしょう。

四国高知の足摺にある観光スポットと、それぞれの魅力についてご紹介しました。遮るものがない水平線の絶景から自然が作りだした岩の景観、それに歴史ある寺院まで、足摺岬の周辺にはいくつもの楽しめる場所や見どころがあります。高知県に旅行やレジャーで訪れる予定なら、ぜひこれらの名所も訪れてみてはいかがでしょうか。

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