東北の岩手県平泉の名所3選についてのご紹介

北海道・東北
岩手県の平泉は、歴史的な名所が多く現存しており例年非常に多くの観光客の方が訪れています。世界遺産として登録されている寺院も多く、季節を問わず美しい景色も広がっています。古くは奥州藤原氏が平泉に都を築いた事から、現在も多くの貴重な史跡が平泉にはあるのです。日本国内だけでなく、海外からも訪れる方が多くなっています。

達谷窟毘沙門堂について

達谷窟毘沙門堂は、1200年の歴史を誇る岩窟です。岩手県の指定文化財にもなっている丈六不動明王像や岩面大佛なども目の前で見る事が出来ます。達谷窟毘沙門堂は、801年に坂上田村麿公により作られた歴史由緒ある御堂です。京都の清水寺を真似て作られた懸崖造りが有名で、日本で最も大きい規模の窟堂となっています。達谷窟毘沙門堂にて牛玉寳印を頂く事が出来、悪鬼を払い福を招くとして多くの人が訪れているのです。パワースポットとしても多くの人から高い人気を集めています。

世界遺産の毛越寺庭園について

毛越寺庭園は、中尊寺と同様に世界遺産に登録されている庭園となっています。東北地方随一の浄土式庭園とも呼ばれており、非常に美しい日本庭園が広がっています。平安時代の遺水の造形が美しく見事です。自然が豊かで平安時代を感じられる浄土庭園をゆっくりと、散策する事が出来るため人気を集めている観光スポットとなっています。毛越寺山門をくぐると、宝物館があり平安時代の仏像や発掘遺品が展示されているのです。奥州藤原氏が作った美しい浄土庭園を眺められる魅力的なスポットとなっています。

中尊寺、弁慶堂について

奥州藤原氏が平泉に建立したのが中尊寺となっています。平安時代の後期に建立された寺院で、2011年には世界遺産として登録をされました。中尊寺には、JR平泉駅から車を使って10分程度でアクセスする事が可能です。中尊寺には向かう途中に樹齢400年近くの杉並木が並ぶ、月見坂を進んで行きます。中尊寺に向かう途中で、源義経と弁慶にちなんで作られた弁慶堂なども見学する事が可能です。中尊寺は、奥州藤原氏が眠る金色堂で、非常に美しく平安時代を象徴する建物でとても魅力的です。

岩手県の平泉は、歴史的な名所や世界遺産が非常に多く現存しており、魅力的な観光スポットも多いです。中尊寺や毛越寺浄土庭園といった平安時代の趣を感じる事が出来る魅力的な場所です。奥州藤原氏が築き上げた美しい浄土庭園などゆったりと散策したり、歴史由緒ある寺院などを目の前で見られるのが平泉の魅力となっているのです。

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