秋田県の横手市でおすすめしたい観光スポット3選

北海道・東北
横手市は秋田県の東南部にある、人口8万6千人ほどの地方自治体です。市域は横手盆地のほぼ真ん中に位置し、東側には奥羽山脈が連なる自然豊かなエリアです。また古くから東北でも有数の城下町として知られ、市内には数多くの歴史的な名所や旧跡が集まっています。そんな横手市の観光スポットについて、ここでは3つほど詳しく紹介します。

地域のランドマークといえばこの公園

まず横手を観光するなら、必ず訪れたいスポットが横手公園です。ここには地域のシンボルともいうべき、横手城の模擬天守があるからです。天守は展望台になっており、街を一望することができます。また郷土資料館も併設されているので、地域の歴史や伝統についても、しっかり学ぶことが可能です。この他にも公園内には、秋田藩の祖として知られる佐竹義宣を祀った秋田神社があります。さらには宇都宮城釣天井事件で流刑され、この城で生涯を終えた本多正純の墓碑など、興味深いスポットが幾つもあります。

風情豊かな街並みを堪能するならこのエリア

歴史的にもう1つ忘れてはならない観光スポットが、横手市増田伝統的建造物群保存地区です。その名の通り、市内の増田地区にある街並みの保存を目的としたエリアで、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。増田地区を南北に走る県道108号線を中心に、東西約350mから南北約420mまでの範囲で、江戸時代から伝わる街並みにふれることができます。特に切妻造妻入形式の主屋が立ち並ぶ光景や、主屋の裏側に接続された「内蔵」と呼ばれる鞘付土蔵は、この地域特有の建築物として必見です。

地域の魅力を楽しく学べるテーマパーク

横手には楽しみながら地域について学べる、体験型のテーマパークもあります。それが秋田ふるさと村です。横手を含めた県内全域の魅力伝える目的で設立され、園内には様々なアミューズメント施設が充実します。例えば工芸品の実演を見学したり、実際に作品造りを体験できる工房もその1つ。ここでは名産品や特産物の展示または販売も行っています。さらにテーマパーク内にある県立近代美術館も見逃せません。秋田を代表する画家や工芸家の作品が豊富にそろい、ゆったりとした空間で鑑賞できます。

ここまで紹介してきた3選は、横手市を代表する魅力的な名所や旧跡あるいは観光施設です。子ども連れの家族やカップルさらには一人旅でも、十分に満足できる観光スポットと言えます。ただしここで紹介したものは、ほんの一部にすぎません。まずは実際に訪れてみて、地域の自然や歴史あるいはグルメなど、納得いくまで楽しんでみてはいかがでしょうか。

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