東洋と西洋の文化が融合が魅力的!トルコのイスタンブールの観光地2選

ヨーロッパ
トルコの首都イスタンブールは、世界で唯一アジアとヨーロッパにまたがっているという地理から、東洋と西洋の文化が融合された人気の観光地です。ローマ帝国分割後は、東ローマ帝国の首都として反映し、その後は広範囲を支配したオスマントルコの都として発展しました。食文化やモノ、景観など、オスマントルコ時代から受け継がれてきた文化を満喫することができます。

歴史の変遷が残るアヤソフィア博物館

イスタンブールの歴史地区内でも特に主要な観光スポットが集まっているスルタンアフメット地区にあるアヤソフィア博物館は、イスタンブールの歴史の変遷を主張している代表的な建造物のひとつです。アヤソフィアは、現在は博物館ですが、当時は聖堂として建てられたため、内部には聖母やキリストのモザイク画が残されています。532年に建設されてからギリシャの総本山となり人々の信仰を集めてましたが、1453年にオスマン帝国に征服されると、イスラム教のモスクへと改修されました。その後、1923年にトルコ共和国が成立してからは、無宗教の博物館となっています。
そのため、キリスト教文化とイスラム教文化が融合されており、同じ建物内で聖母子像やアッラー、預言者ムハンマドなどの名が書かれている円盤を見ることができます。

旧市街から新市街を結ぶガラタ橋

イスタンブールは、ボスポラス海峡を境に西のヨーロッパ側と東のアジア側に分かれています。観光名所は、ヨーロッパ側に多く集まっていますが、アジア側は趣のあるゆったりとした時間を過ごすことができる場所として人気があります。
イスタンブールの旧市街と新市街にかかっているガラタ橋は、金角湾に掛かっています。橋の上は、歩道と車道に、橋の下は歩道とレストランとなっており、橋の下のレストランや金角湾に浮かぶ小船で販売されているサバサンドが名物となっています。
橋の上では、常に釣りを楽しむ釣り人で賑わっていて、サバサンドと並ぶガラタ橋の名物のひとつです。旧市街からガラタ橋を渡ると、モダンなレストランやカフェ、商業施設などが並ぶ新市街の観光エリアに抜けることができるので、そちらに向かう際にはぜひガラタ橋を渡ってみてはいかがでしょうか。

トルコのイスタンブールは、歴史的にも地理的にも重要な役割を果たしており、アジアとヨーロッパがつながる唯一の地として発展してきました。アジアとヨーロッパの多様な文化が混在することでも人気の観光スポットの1つです。世界の中心地として栄華を極めた面影がいまでも色濃く残っており、歴史に触れることができます。

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