パラオ最大の都市コラール近郊にある人気の観光スポット2選

オセアニア
オセアニア諸国の1つであるパラオは、1994年に独立したばかりのミクロネシアの若い島国で、日本から4時間ほどのフライトで行ける南国のリゾート地として人気です。200ほどの島から成っていますが、その中でもコラール島が中心地となって栄えています。日本が統治していた歴史があり、いまでもお年寄りが流暢な日本語を話すことができるなど、今でも日本統治時代の名残があります。

歴史と伝統を学ぶエピソンミュージアム

最大の都市であるコラール島にあるエピソンミュージアムは、3大大統領の故ギラゲル・エピソンを記念して建てられました。コラール島のメインストリート沿いにある博物館で、1階と地下が展示スペースになっていて、ミクロネシア、パラオ人、スペイン人上陸やその後のドイツの占領下にあった時代や日本統治時代、アメリカの統治時代の歴史的な資料が展示されています。パネルで説明しているので、わかりやすく歴史を学ぶことができると評判です。
2階はお店になっていて、貝殻を使ったアクセサリーやストーリーボード、可愛らしい小物などのお土産物が販売されています。特に専属の職人が作成している歴史や伝統が刻まれたストーリーボードが人気です。
近代化やグローバル化で失われつつある歴史と伝統を守るために建てられたミュージアムでは、パラオの人々と歴史を共有することができます。

高確率でマンタに会えるジャーマンチャネル

パラオは、日本と同じ経度にあるので、時差ボケすることなくダイビングをすることができるスポットと人気があります。島の周辺はサンゴに囲まれているので、大小さまざまな種類の生き物に出会うことができます。その種類は、数千以上とも言われていて、幻想的な海の風景に魅了されるダイバーが続出しています。
初級者でも潜れるダイビングスポットとして有名なジャーマンチャネルは、マンタに高確率で出会えると有名です。ジャーマンチャネルは、1900年代初めに、ドイツ軍が内海と外海を繋いだ人工水路のことです。辺りは、浅いサンゴ礁が続いており、エメラルドグリーンの海と伴ってとても綺麗な景色を楽しむことができます。海底がなだらかな斜面となっているので、水深がそれほど深くなくダイビングをしたことがなくても最初のライセンスで潜ることができるのもおすすめです。

パラオ共和国は、美しい大自然に囲まれた島国です。200以上の島国からなっていますが、人が住んでいるのは9島のみと、手付かずの自然が多く残されています。コラール島で歴史を学ぶのはもちろん、マンタに会えると有名なダイビングスポットや泥パックなど大自然を満喫できる見逃せない観光スポットがたくさんあるので注目の観光地となっています。

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