福岡県の門司港のお勧めの観光スポット2選を紹介します

四国・九州・沖縄
四国・九州・沖縄は国内の観光旅行地として旅行者が全国から訪れます。中でも九州の福岡県は観光スポットがたくさんありますが、その中でも最近注目を集めているのが門司港です。門司港は本州から九州に渡る玄関口にあたり古くから港町として栄えてきました。見所がたくさんありますので、ここではお勧めの観光名所を幾つか紹介します。

門司港の魅力について

門司港が開港されたのは、今から120年前の明治時代初期になります。このため明治時代から昭和初期にかけて建設された建築物が現在も数多く残っており、レトロな街並みは国土交通省の景観100選にも選ばれる程です。昔は中国から近いこともあり貿易が盛んでしたし、石炭がとれていた頃は運搬のためにも使われていました。しかし炭坑の閉山もあり徐々に規模が縮小されたため、地元の方々の努力で見事に観光地として生まれ変わりました。中国との関係が深いこともあり、中国との交流施設も観光地として賑わっています。また対岸の下関の景観も美しいため、門司港からの周遊クルーズも人気です。九州と本州の間にある関門海峡は激しい流れで有名で、下関や日本海まで見渡せる美しい眺めは最高です。夜になるとライトアップもあり、カップルにお勧めです。

門司港のグルメについて

門司港は観光地としてだけでなく、食べ物も美味しいことで有名です。まず人気があるのは、ふぐ料理です。ふぐといえば対岸の下関市が全国的に有名ですが、門司港にも老舗のふぐ料理屋が多数営業しており、良心的な値段で提供してくれます。大きなお皿に薄く切ったふぐを花びらのように並べた、ふぐさしは絶品です。最後に食べるふぐ雑炊は、お子様にも喜ばれています。ふぐ以外では焼きカレーも評価が高いです。門司港は古くから外国人がよく訪れるため洋食屋さんが繁盛しました。洋食の中でも昭和30年代に登場した焼きカレーは門司港でもご当地メニューとして定着しました。余ったカレーをグラタンのようにオーブンで焼いたところ、非常に香ばしくて美味しいと観光客からも大人気です。更に焼きカレーと一緒に注文される飲み物にベアーフルーツというジュースがあり、こちらも愛されています。

福岡県の門司の魅力をご紹介してきましたが、これら以外にも多くの観光スポットやグルメがあります。レトロな雰囲気の残る街並みは、まるで昭和初期にタイムスリップしたかのようです。旅行の醍醐味は、非日常との出会いや美味しい料理です。このどちらも満足させてくれる観光地として、今後も門司は発展していくことでしょう。

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