高知県南国市で訪れてみたい人気スポット2選
高知の歴史が分かる高知県立歴史民俗資料館
観光地を巡る前に、まずはその土地の歴史を把握することにしましょう。県内初の歴史に関する資料館として設立されたのが、南国市にあります「高知県立歴史民俗資料館」です。この場所は戦国大名であった長宗我部氏の居城となる岡豊城の跡地です。常設展では原始・古代から始まり、雄大な太平洋に暮らす「海に生きる人びと」などをテーマとして、資料の展示を行っています。「長宗我部展示室」もありますので、戦国時代に関しても詳しくなれることでしょう。前述の岡豊城跡は、岡豊山歴史公園という名で整備されていますので園内散策をするのもおすすめ。施設の周辺をグルリと巡ることが可能です。企画展が開催されることもありますので、訪れる前に年間スケジュールを確認してみてください。施設内の売店にてミュージアムグッズも購入できます。
やなせたかしロードにキャラクターがズラリ
アンパンをモチーフとしたキャラクターが活躍する、子どもたちに人気のアニメ作品。この作品に登場する7体の石像が並ぶ通りが、南国市の後免町商店街にあります。「やなせたかしロード」と名付けられており、市制施行50周年を記念して2009年に完成しました。市街地活性化も目的のひとつとなっていますので、観光で訪れるのがおすすめです。約400メートルほどの商店街において、店舗前などに7体が点在していますので、スタンプラリー感覚で石像を探し、写真を撮って歩くというのも良いでしょう。石像の高さは1.2メートルから1.4メートルほど。なかなかの大きさなので、インパクトもあります。メロンパンやカレーパン、食パンなどをモチーフとした、お馴染みのキャラクターをぜひ探し当ててください。「少年の心になれる道」と銘打たれています。
市内エリアの約半分が山林であるため豊かな自然に囲まれています。それと共に人口数などから県内第二位の都市とも言われていますので、見どころが盛りだくさんの南国市。空港を降り立って県内各所へ足を伸ばす前に、そのお膝元である南国市観光も忘れてはなりません。「南国」という華やかな響きにも魅了されることでしょう。