タンザニアの都市、アル―シャで行くべき観光スポット!おすすめ3選

アフリカ
アフリカ大陸と聞けば、乾いた大地や動物の大群が思い浮かぶのではないでしょうか。SNS映えしそうな地平線に沈む夕日や満天の星空など、一度は見てみたいものです。そんな希望を叶えるにぴったりの街がアル―シャという所。タンザニア連合共和国を構成するタンガニーカの北東部にある都市で、コーヒーやサイザル麻の栽培が盛んな地です。周辺には数多くの有名な観光スポットがあり、そのなかでも一生に一度は訪れて見るべき場所を厳選してみました。

セレンゲティ国立公園でアフリカを満喫

アル―シャ周辺地域に位置するセレンゲティ国立公園は、タンザニア北部のマラ州・アル―シャ州・シニャンガ州にまたがる、世界遺産にも登録された自然国立公園です。広大なサバンナ地帯は日本の四国や関東平野の8割程の広さがあり、約300万頭にも及ぶ様々な動物が生息していると言われています。マサイ語で「果てしなく広がる平原」を意味するセレンゲティはまさに野生の王国。ヌーの大群やライオン、ヒョウ、象など哺乳類の他、ダチョウやハゲタカなど500種類以上の鳥類が生息しているというから驚きです。四輪駆動車で公園内を回ったり、また気球に乗って上空から動物を眺めることが可能なので、生態系を直に感じることができますよ。

ンゴロンゴロ保全地域でマサイ族に会おう

ンゴロンゴロ保全地域はアル―シャから西へ180キロに位置しており、その北西にはセレンゲティ国立公園が隣接しています。セレンゲティと同様、世界遺産に登録された自然保護を目的とした地域です。住民であるマサイ族が牧畜など営み暮らしているため、あえてこの地を国定公園と指定しませんでした。この地には、300万年前に出来た火山のカルデラに広がる盆地で、ンゴロンゴロクレーターとよばれるクレーターが存在します。外輪の標高が2,400mと高く、内部の平野は外部と遮断された状態。その中で東アフリカのサバンナに生息する殆どの動物を観察することができます。中でもオススメは歩いて湖をめぐることで有名な、エンパカーイ・クレーター。季節によっては湖畔がピンクのフラミンゴで埋め尽くされる光景に遭遇出来るかもしれません。

登山しなくても楽しめるキリマンジャロ山

キリマンジャロ山はタンザニア北東部に位置するアフリカ大陸の最高峰。山域全体がキリマンジャロ国立公園に指定されています。アル―シャの街からは70キロほど離れていますが、ホテルのキャパシティが大きく人口も41万人、幹線道路が整備されていることから登山客などもアル―シャを拠点とすることが多いようです。キリマンジャロといえば登山のイメージが強いのですが、意外にもハイキングがおすすめ。トレイルが整備されていて、子供やお年寄りも安全に楽しむことができるよう配慮されています。高山ならではの景色や動植物を観察してみてはいかがでしょう。

アフリカ大陸の中でもタンザニア、アル―シャ周辺には世界的に有名な観光スポットが非常に多く存在しています。その中でも我々がイメージする、迫力の大自然を満喫できるものをご紹介しました。弱肉強食の世界や、生態系のあり方を目のあたりに出来るサファリ観光を楽しんだ後は、コーヒー栽培で有名なキリマンジャロ山麓でひと息ついてみてはいかがでしょうか。お土産にコーヒーもおすすめですよ。

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