風情ある建造物が魅力!埼玉の川越にあるおすすめ観光スポット2選

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埼玉県の川越市は、かつては江戸時代の城下町として栄えたエリアです。今でも昔ながらの蔵や家が立ち並ぶ、蔵造りの町並みがあることで知られていますよね。古き良き伝統の雰囲気が感じられる観光スポットも多くあります。都心からのアクセスも良いエリアなので、都内や関東の各地からも訪れやすいです。そんな川越の観光スポットをご紹介します。

ノスタルジックな雰囲気がある菓子屋横丁

西武新宿線の本川越駅から車で5分の距離にある菓子屋横丁は、大通りからちょっと入った道沿いに20軒以上の菓子や駄菓子のお店が集まっているエリアです。まるで映画のセットに入り込んだかのような、風情ある町並みが広がっています。昔ながらの手法で作られるお菓子に懐かしさを感じる人も多いでしょう。川越名物であるサツマイモを使ったお菓子も売られています。菓子屋横丁のはじまりは明治時代にさかのぼり、昭和初期には70軒を超えるお店が集まっていたとのこと。その時代に比べると店舗数は少なくなったものの、当時の雰囲気を感じることができます。軒を連ねる木造の建物や昔ながらの丸型の郵便ポスト、赤い野点傘が目を引きます。それほど大きくないので、他の観光スポットと合わせて立ち寄るのにおすすめの横丁です。

徳川家ゆかりの寺・喜多院

川越大師として親しまれている喜多院は、西武新宿線の本川越駅から徒歩10分の距離にあるお寺です。江戸城から移築された徳川家光や春日局ゆかりの建物など、多くの重要文化財に指定されている建物も見どころの1つとなっています。
また日本三大羅漢の1つである五百羅漢も人気があります。500体を超える羅漢さまはそれぞれ表情が違い、どれひとつとして同じものはありません。人間の喜怒哀楽の表情が豊かに表現されているものが多くあります。一番古いものは240年近くも前に作られた歴史あるもので、最も新しい羅漢像でも今から190年以上も前に作られています。
初詣やだるま市、桜まつりなどのイベントがある時期には観光客はもちろんのこと、地元に住んでいる人も多く訪れ賑やかです。ゆっくり境内を散策したいのであれば、これらの時期を外して出かけるのが良いですよ。

埼玉の川越にある、おすすめの観光スポットをご紹介しました。どちらも近い距離にあるので、はしごをして訪れることもできますよ。これらの名所のあいだにある通りの町並みにも、風情ある場所が多いので散歩をしながら見て回るのもおすすめです。どこに観光に行けばよいのか迷っている方は、これらの名所を訪れてみてはいかがでしょうか。

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