韓国ソウルの大学路でおすすめの観光スポット3選

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アジア旅行を楽しむなら、日本から最も近い国である韓国は時差もなくおすすめです。そして、ソウルの若者の文化を満喫したいという方や、フォトジェニックなスポットを探す方に人気なのが大学路(テハンノ)です。大学路は日本でいう下北沢のような雰囲気で、多数の劇場や小劇場が連なっている町として知られています。最近では外国人観光客からの注目度も高まっており、おしゃれなカフェや飲食店も続々と登場しています。そんな大学路のおすすめスポットを紹介します。

大学路の象徴といえばマロニエ公園。

マロニエ公園はソウル大学の文理学部と法科学部が設置されていた場所で、1975年の移転後に築かれた公園です。そして、マロニエ公園を中心に多くの劇場が広がります。週末になるとさまざまなパフォーマンスや演劇などのイベントが催されており、多くの若者が集まります。公園内には演劇やミュージカルの案内所が設置されており、日本人が楽しめる内容のもの(日本語字幕が付いたパフォーマンスなど)を紹介してもらうことも可能です。マロニエ公園を足掛かりにパフォーマンスを楽しむのが定番といえるでしょう、なお、公園内には野外ステージやソウル大学遺址記念碑、マロニエの巨木や各種のオブジェなども見られ、多目的で楽しむことができます。

ソウルを見渡せる駱山(ナクサン)公園。

大学路から少し歩いて到達できるスポットが駱山公園です。到着までの急な坂を上るのは大変ですが、小高い場所からのソウルの中心街の眺望は一見の価値があります。また、公園の敷地内にはソウル城郭が広がっています。ソウル城郭は14世紀におよそ20万人の労働者によって建設され、景福宮や北岳山(プガクサン)、仁王山(イナンサン)や南山(ナムサン)などを結びます。ソウルを囲うように築かれた城壁です。夜景や自然を楽しむもよし、ソウルの歴史を肌で感じるもよし、ハイキングで体を動かすにも適しています。韓国で人気の観光スポットの定番にも数えられています。

写真好きなら梨花洞壁画村。

大学路エリアでフォトジェニックな空間が広がると従来から話題を集めているのが梨花洞壁画村です。この一帯にはアートでカラフルな壁画やオブジェが点在しており、地元の人々から世界各国の観光客までの視覚を楽しませてくれます。近年では地元住民の方々の意向によって一部の壁画が消されているという事実もありますが、今なお多くの作品は健在です。ただし、梨花洞壁画村は民家の中にある観光スポットです。住民の方に迷惑がかからないように注意を払いながら、アートを目で楽しむことがポイントとなります。近辺にはお洒落なカフェなども充実しています。

以上のように、大学路は韓国を代表するアートな観光スポットです。パフォーマンスや芸術を楽しみたいという方には最高の環境が整っていると言えます。大学路の中心部は多くの若者が集まり、劇場や壁画通りには外国人観光客も多数います。その一方で、ソウルの景色と自然を満喫できる駱山(ナクサン)公園も近く、喧騒から離れることもできます。色々なソウルを見てみたいという方にとっておきの観光スポットと言えるのではないでしょうか。

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