カンボジアの首都プノンペンを知る上で訪れたいスポット3選

アジア
東南アジアの国、カンボジアは、戦後、悲しい内線が勃発し多くの尊い命が失われました。首都であるプノンペンでは、その悲しい歴史とこの国を知る上で重要な観光スポットがいくつかあります。その中でもカンボジアの歴史を知る上で重要なカギを握るスポットを3選厳選してしょうかいすることにしましょう。また違った国の一面を知ることになるでしょう。

一度は訪れたいトゥールスレン博物館

戦後カンボジアの悲しい歴史を刻む施設が首都プノンペンにあります。それがトゥールスレン博物館です。戦後、この国は中国の毛沢東主義の影響を強く受けた独裁政権が誕生します。ポル・ポトという人物が主導してこの国の罪のない国民の拷問や虐殺を行いました。その悲しい歴史を生々しく今日まで伝えるのがこの博物館です。独房や拷問器具、銃弾の跡まで何もかもが生々しく、その惨たらしさを我々に伝える博物館です。歴史の暗い側面を知ることで、二度と繰り返してはいけないという気持ちになります。

大量虐殺が行われたキリング・フィールド

ポルポト政権下において、罪のない国民が次々と虐殺された場所として知られるのがキリングフィールドです。大量虐殺が行われた場所は、今でも足元に多くの人骨が埋まっているといわれています。国の受精が安定してからは、きれいな公園に整備されましたが、今でも当時の凄惨な事件を今日まで伝える重要な場所として知られます。国内外から多くの観光客が訪れ、大量虐殺があった場所から何かしら感じ取ることができます。キリング・フィールドには慰霊碑が建てられ、多くの犠牲者を弔っています。

王宮はプノンペン市民の憩いの場

カンボジアというのは立憲君主制国家であり、現在も王宮が首都プノンペンにあります。王宮は現在の国王陛下のお住まいでありますが、一部を観光客や地元の人達が自由に見学することができるように開放されているのです。入場料は7ドルですが、さらに10ドル支払うことで日本語の音声ガイドを利用することができ、この国の成り立ちや展示物の解説を細かく聞く事ができるのでおすすめです。プノンペンは一年中暑い国ですが、観光に疲れたら王宮の建物ので一休みするのをおすすめします。

カンボジアの首都プノンペンは、2000年に入ってようやく情勢が安定し、世界中から多くの観光客が訪れる国になりました。過去の悲しい歴史を知るための施設や博物館が市内にあるので、観光の合間に是非訪れてみることをおすすめします。その国の違った側面を知ることで、その国に対する理解を深めることができるのです。

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