鹿児島県枕崎市に旅行に行くならおすすめの観光スポット2選
晴れた日には奄美が見れる火之神公園
枕崎市は鹿児島の南端にある都市であり、先に言ったとおりに沖縄や台湾といった南の島国の貿易拠点として栄えた歴史を持ちます。そんな歴史を堪能できる場所の一つに挙げられるのが、海岸線の火之神三崎町にある火之神公園です。この火之神公園は岬の先端にある公園であり、雄大な南シナ海を望むことができる公園になります。公園には海の養分によって育った草花が生い茂るだけでなく、きれいな砂浜と海そして立神岩があることで夏のシーズンは海水浴を楽しむことが可能です。そして秋のシーズンになると海水浴はできなくなりますが、その代わりに楽しめるのがキャンプになります。火之神公園では無料でスペースを貸し出しており、道具を持ち込めば雄大な自然の中で寝泊まりができます。秋は晴れた日が多いので、近くにある屋久島などの島々を堪能することができるのです。
カツオのおいしさを伝える枕崎市かつお公社
鹿児島県全体が、おいしい食材の宝庫として高い人気を誇ります。特に水産物がおいしい理由は、鹿児島県から少し南に行くと暖かい海流の親潮が流れているのが理由です。暖かい海流によってプランクトンが豊富なだけでなく、その早い海流に負けないように耐えることでうま味の濃い状態になります。そんな枕崎市の水産物で最も有名なのがカツオですが、そのおいしさを全国に発信するために設けられたのが枕崎市かつお公社です。この施設は和食の食文化を支えるカツオをテーマにした市場であり、収穫したカツオの販売だけでなく目の前でさばき方を見ることができます。さらに店内においてとれたてをさばいた後に、高温に燃やした藁で表面を炙ってつくるカツオのたたきや燻製にして作る世界一固い食材の鰹節を作る工程など食文化としての歴史を堪能することができるのです。
枕崎市の自然が雄大な理由として、桜島を代表するように火山帯のため上質なミネラルが海と陸の双方に恩恵を与えているためです。秋シーズンになると桜島や屋久島の木々が、少しだけですが緑と紅葉のコントラストになります。そんな緑と紅葉の双方の光景を見ながら、おいしい食材と温泉につかりながらゆっくりと堪能してほしいです。