日本でも有数の焼き物の町佐賀県有田町の観光スポット2選

九州地方の佐賀県の有田と言えば、古くから陶磁器の文化が広く栄えた日本だけではなく、世界でも有名な町と言えるでしょう。町を散策すると、至る所で陶磁器文化に触れることができます。このような歴史のある佐賀県の有田町には、魅力ある観光スポットがたくさんあります。佐賀県有田町の観光スポット2選についてご紹介致します。

有田焼陶祖の神を祀る陶山神社を参拝しよう

焼き物の町として有名ですが、このようなことからやはり陶山神社は立ち寄りたいスポットです。1658年に建立された、陶祖の神を祀っている神社です。石段を上ると白磁に青の唐草模様が美しい鳥居がまずは目に飛び込んできます。その他にも陶磁器でできた狛犬やお守りなど、この神社では陶磁器製の奉納物をたくさん目にするユニークな場所とも言えます。境内には他の神社にはないユニークな光景があり、なんと神社の参道には線路が横切っています。これはテレビ等でも取材を受けるほどであり、JR佐世保線が通っています。遮断機はないので、警報器が鳴ったら注意するようにしましょう。電車は1時間に一本から2本ほどしか通過しないので、見ることができればラッキーかもしれません。運試しに通るか待ってみるのもよいでしょう。

魅力を満喫できる有田ポーセリンパーク

九州の佐賀県には良心的な価格設定のスポットが多いですが、その中でも無料で入場することができるのが、有田ポーセリンパークです。山奥にあり、陶芸体験も利用することができます。有田町は本家のツヴィンガー宮殿のあるドイツのドレスデンから北西30kmほどの場所にあるマイセンと、陶磁器により深い歴史的なつながりがあります。このようなことからマイセンとは姉妹都市になっています。これがきっかけとなり、有田町のこの場所にツヴィンガー宮殿が建設され、これをシンボルとするポーセリンパークが平成5年に誕生したのです。現在では陶磁器は世界を代表する誰もが知っている者ですが、ヨーロッパの陶磁器技術に大きな影響を与えたのです。この宮殿の中には入館料がかかるものの入ることができ、様々なアイテムを拝むことができます。給電だけではなく建物にあるアーチをくぐると美しいバロック庭園が現れます。陶芸家絵付け体験も是非とも試したいところです。

佐賀県有田町の観光スポット2選でしたが、これ以外にも日本屈指の焼き物の街として、それにゆかりのある観光スポットが目白押しといえます。それぞれが歴史ある名所であり、その他にも人気スポットや穴場スポットがたくさんあります。様々なスポットを回り、世界に名を馳せる焼き物の町有田町の歴史や文化を堪能してみるとよいでしょう。