チュニジアのケロアンにあるオススメの観光スポット3選

アフリカ
チュニジアのケロアンといえば、世界遺産にも登録されている地域です。有名な映画のロケ地としても知られているところで、アフリカの観光地の1つとしても有名です。日本からも多くの人が訪れているケロアンには、多くの人を引き付ける観光スポットがいくつもあります。今回はケロアンにあるおすすめの名所を3つご紹介します。

街の中心的な存在「グランドモスク」

チュニジアのケロアンを訪れる場合に立ち寄るのにおすすめの観光スポットとしては、まず「グランドモスク」が挙げられるでしょう。このモスクは、アフリカで最も古い時代に作られたものであると考えられています。もともと7世紀ごろに造られたもので、その後の9世紀に再建されました。ローマ帝国の遺跡で使われていた支柱などが使われていて、イスラムとローマの文化が合わさった独特の建築となっているのが特徴です。観光客でも中庭や回廊の見学ができるので、ぜひ訪れてみることをお勧めします。

繊細な装飾が見事な「シディサハブ霊廟」

ケロアンの有名な観光名所には「シディサハブ霊廟」も挙げられます。ここはグランドモスクからは1キロほど離れたところにある史跡です。この霊廟には、アブ・ザマエル・ヴェラウィが眠っています。シディサハブには聖なる友人という意味があり、アブ・ザマエル・ヴェラウィは預言者であったムハンマドの友人でした。シディサハブ霊廟では白い漆喰やモザイクなどの、独特の美しい建築物を見学することができます。チュニジアでアフリカのイスラム建築を見学したい場合には、欠かせない場所の1つといえます。

古代美術を展示している「ラッカダ博物館」

チュニジアのケロアンを訪れる場合に、グランドモスクと併せて訪れるのにおすすめなのは「ラッカダ博物館」です。ここは中世のイスラム美術に関するアイテムを展示している、国立の博物館です。9世紀ごろにはアグラブ朝の首長が居住していたと考えられた場所で、その後1960年代ごろからは大統領の官邸としても使われていたことがありました。現在展示されている価値ある品物の中でも、最も目玉となっているのはブルーコーランです。また古代の陶磁器や貨幣のコレクションも展示されています。

チュニジアのケロアンにある観光スポットや、それぞれの見どころについてご紹介しました。アフリカのケロアン観光といえば、やはりイスラム建築や美術は外せないものです。今回紹介した名所は、共通の入場券で見学できるので便利です。美しいモスクや霊廟、美術館があるので異国情緒が感じられるイスラム文化に触れたい場合には訪れてみてはいかがでしょうか。

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