タイを代表する観光地・チェンマイのおすすめスポット3選
タイ随一の規模を誇るワット・チェンマン
チェンマイの中心部にある「ワット・チェンマン」は、1560年に建造された寺院です。計4つの仏塔を有しており、インド仏教の最高神であるシヴァ神をまつる伽藍を中心に配されているのが特徴です。年間約560万人もの人々が訪れる一大観光地でもあり、対岸にある船着き場から渡し船に乗船して向かうことができます。伽藍は金色の輝きを放っており、訪れた人々は一様にカメラを構えて記念撮影に興じているほどです。毎年7月にあると伽藍の正面に太陽が沈むことで、天竺とも称されています。
旧市街地の入り口を担うターベー門
チェンマイ市内の東部に位置する「ターベー門」は、1700年代に栄えたランナータイ王国の中心部になる旧市街地と新市街地を隔てるように築かれている門です。この門を中心にして赤レンガ色の高さ20mの城壁が左右に配されています。門の最上部には展望室があり、新旧の街並みを一望できます。「ターベー門」の眼前に広がる王宮広場では毎年12月に建国記念祭が催され、国内外から大勢の観光客が訪れて大盛り上がりを見せます。普段から屋台が建ち並ぶ一帯でもあり、地元グルメを味わうことも可能です。
市民の台所・タムボン市場
「タムボン市場」は、チェンマイ市内を通る目抜き通り・ランナー通りに沿って約2kmの区画に広がる青空市場です。ここでは海産物からヤギ・羊・牛などの肉など、さまざまな食材を販売しています。市民の台所として機能にており、約500軒の商店が軒を連ねています。観光客にも人気スポットとなっていて、市場の一角には地元の料理を提供するフードコートも併設されて料理を味わうことも可能です。市内を巡るバイクタクシーの発着所もあり、観光の拠点としても利用しやすい市場です。
以上、タイ・チェンマイのおすすめ観光スポット3選の紹介でした。古代仏教と古の王国の息吹きを今も感じられる地域で、観光旅行をするのにおすすめのところです。首都バンコクから鉄道を利用すれば約1時間で向かえるので、宿泊するのはもちろんのこと日帰りで訪れて散策をすることもできます。悠久の時間を満喫するのにも持ってこいの場所です。