山口県・岩国でぜひとも訪れたい観光名所3選
王道の観光名所・錦帯橋
岩国を流れる錦川にかかる五連の橋で、アーチの形がとても美しいのが特徴です。アーチ部分には鉄が使われているものの、橋自体にはくぎが使われておらず、木と木の組み合わせで構成されているので、技術の高さがうかがわれます。春には桜の名所になったりと季節ごとに様々な顔を見せてくれる橋なので、橋を渡るだけでなく、様々な角度から見るのも楽しそうです。はたから見ている以上にアーチの傾斜があるため、歩くときには注意が必要だということで、景色を楽しみながらゆっくりと歩きたいものです。
天下を取った気分になれる岩国城
全国的にもめずらしい山城で、展望室からは錦帯橋や瀬戸内海の島々、四国の山並みなども望むことができるようで、まるで天下を取った気分になれるに違いありません。晴れている日にはぜひとも登りたいものです。最初に建てられたのは1608年でしたが、現在のお城は1937年に再建されたもののようです。山の頂上に立つため、山のふもとからは歩いて20分以上かかりますが、ロープウェイも整備されているので、誰でも気軽に上れる点が魅力です。ロープウェーが高さを上げることで景色が段々と変化する様子を見るのも楽しそうです。
日本歴史公園百選にも選ばれた吉香公園
山口は歴史の重みを感じることができるエリアですが、こちらの吉香公園では美しい公園と歴史の両方を感じられる場所となっているようです。吉香公園は、旧山口県立岩国高等学校の跡地に作られましたが、こちらの高等学校の前身がこの地域の藩校だったことを考えると歴史の匂いを感じます。そのほかにも公園内には藩歴代に住居や長屋門なども残されているので、歴史を学ぶのにもぴったりと言えます。また、公園には噴水が設けられていて、放水の際にはアーチ状の水の間から虹が見られることもあるようです。
中国地方の山口県岩国市は、広島や宮島からも近く、ぜひとも訪れたい観光名所もたくさんあります。王道の錦帯橋や山の上に立つ景色のよい岩国城、歴史を感じさせる吉香公園は特に訪れたい名所です。3つの名所は比較的近い場所にあるため、セットで見られることも魅力と言えるでしょう。また、季節によって趣の違いを感じられるので、何度訪れても楽しめる場所と言えます。