熊本県の温泉の名所として知られる黒川の観光名所3選
誰でも気軽に温泉を楽しめる地蔵湯
黒川には多くの温泉がありますが、その多くは旅館に付属した施設として存在しています。ですが、街にはそれらの他に観光客が誰でも利用できる施設もあり、その一つが地蔵湯です。温泉街の共同浴場として、街を訪れた多くの観光客なら誰でも気軽に利用できる施設です。地蔵湯は黒川に数多く湧き出ている温泉の中でも、一番初めにお湯が湧き出た場所という言い伝えも残っている場所です。お湯に入るためには入浴料の支払いが必要ですが、200円と非常に低価格です。温泉の近くには名前の由来になった地蔵堂があります。
地蔵堂よりも料金が安い穴湯
黒川にある誰でも気軽に入ることができる共同浴場のもう一つが、穴湯です。この温泉を利用する場合には、入浴料の支払いが必要になりますが、料金は大人でも100円と非常に低額なので、経済的に温泉を利用したい人にも人気があります。子供の料金はさらに安く50円でお湯に入ることができます。施設には従業員などは存在しないために、料金は施設内に置かれている賽銭箱の中に入れるように決められています。地元を流れている川から近い場所に建てられている湯小屋は独特の風情があります。
温泉に関する情報などを入手できる風の舎
黒川温泉にある観光スポットとして、多くの旅行客が利用しているのが風の舎です。風の舎は黒川温泉観光旅館協同組合が運営している施設で、地域の温泉に関する情報をまとめて入手することができます。行きたい場所がある場合にも、この施設を訪れて調べることができます。黒川温泉には28ヶ所に温泉施設がありますが、それらのほとんどが旅館の中にあります。ですが黒川では入湯手形というシステムを実施していて、手形を買えば旅館の温泉でも、好きな場所を3ヶ所選んで自由に入ることができます。風の舎ではこの入湯手形の販売も行っています。
熊本県でも有数の温泉の名所として知られている黒川は、日本各地から毎年多くの観光客が訪れています。外国でも高く評価されているリゾート地で、アジアやヨーロッパなど広い地域から観光客が訪れています。街には誰でも気軽に入ることができる共同浴場が2ヶ所設置されていて、低料金で入ることができます。入湯手形を購入すれば、旅館の温泉も3ヶ所まで自由に入ることができます。
