カリフォルニア州サンフランシスコのおすすめ観光スポット2選の紹介
霧に包まれるゴールデン・ゲート・ブリッジ
ゴールデン・ゲート・ブリッジは、サンフランシスコ湾と太平洋が繋がる海峡が黒海の金角湾に似ていた事から命名されたゴールデンゲート海峡に架かる全長2,737mの吊り橋であり、本州の岡山県倉敷市と四国香川県坂出市を結ぶ瀬戸大橋とは姉妹橋関係にある世界的に有名な橋です。ゴールデン・ゲート・ブリッジは、建設当時建築資材に塗布されていた塗装色の赤色が現在も橋のメインカラーとなっており、ゴールデンゲート海峡の紺碧色に映えとても美しい橋です。この海峡は、比較的風の強い地域なので視界がクリアな日が多いのですが、この海峡は周辺より気温が低く数m先が見えないほどの濃い霧が発生する事が多い事からゴールデン・ゲート・ブリッジが霞んで見える幻想的な景観があらわれます。霧に包まれたゴールデン・ゲート・ブリッジの景観は、世界的にも有名です。
脱出不可能なアルカトラズ島
アルカトラズ島は、カリフォルニア州サンフランシスコ湾に浮かぶ事から灯台や軍事要塞などに利用された経緯を持つ連邦刑務所であり、1934年の設立以来1963年に閉所するまで1人の脱獄囚がいなかったとされる連邦刑務所です。現在は、情緒溢れる港町フィッシャーマンズ・ワーフの2ブロック東の第33埠頭からフェリーで上陸する事が可能であり、複数の言語によるガイドに従っての見学が一般的です。アルカトラズ島は、観光客が自由意思で好きな場所を好きなだけ見学して回る事も可能である事から2012年のテレビドラマ「ALCATRAZ/アルカトラズ」や映画「奪還DAKKAN-アルカトラズ-」などの影響を受けた観光客が閉鎖区域に立ち入る事件が多発し、現在では閉鎖区域への立ち入りは厳しく制限されています。
サンフランシスコは、世界第13位の都市であると共にアメリカ合衆国で第4位の世界都市であり、連邦刑務所だったアルカトラズ島や霧に包まれる幻想的なゴールデン・ゲートブリッジがランドマークとなっています。アルカトラズ島は、脱出不可能な刑務所でしたが、現在はフェリーで行く観光地となっています。ゴールデン・ゲート・ブリッジは、現在でも世界で指折りの美しい橋であり、霧に包まれたゴールデン・ゲート・ブリッジは観光客に人気です。