大分県宇佐の観光スポット2選を紹介します。
宇佐神宮でお参りしよう!
大分県宇佐市南宇佐に位置する「宇佐神宮」は、全国に約44,000ある八番宮の総本社であり、境内は国の史跡に指定され本殿3棟は国宝に指定されています。石清水八幡宮・筥崎宮とともに日本三大八幡宮のひとつで、古くから皇室の崇敬を受けています。奈良時代の769年、宇佐八幡宮より称徳天皇(孝謙天皇)に対して「弓削道鏡が皇位に就くべし」との託宣を受けて、僧である道鏡が皇位に就こうと画策して紛糾が起こり、結果として称徳天皇が道鏡には皇位は継がせないと宣言したことで事件が決着しました。日本の皇室は歴史の中で幾度も危機を迎えていますが、僧侶による皇位継承の企みは、その中でも衝撃的な事件として有名で俗に「宇佐八幡宮神託事件」とよばれています。参拝方法は一般の神社とは異なっており、二拝四拍手一拝を作法としています。
九州自然動物公園「アフリカンサファリ」
大分県宇佐市安心院町に位置する「九州自然動物公園アフリカンサファリ」は、日本最大級のサファリパークです。敷地総面積は約1,500㎡でおよそ70種1,300頭の動物たちが飼育されています。散策エリアは、「動物ゾーン」と「ふれあいゾーン」の2つに分かれており、「動物ゾーン」では約6㎞のサファリロードを自家用車やサファリ専用の動物型ジャングルバスに乗って、目の前で野生動物たちを観察することができます。また、「ふれあいゾーン」では、ウサギやモルモットなどの小動物たちとの触れ合いを楽しむことができます。今なら毎週金曜から月曜までの4日間は、珍しいホワイトタイガーを公開しているので、猛々しい姿で興奮したいという方も、かわいい動物たちに癒やされたいという方も動物好きにはたまらない夢の空間です。
大分県宇佐の観光名所として、宇佐八幡宮とアフリカンサファリを紹介しましたが、神聖なる場所と野生の動物との触れ合いという対照的な楽しみ方ができる観光スポットです。どちらも大分県にとどまらない全国レベルといえる有名な観光地なので、特に子供たちを連れた家族旅行には打ってつけの観光スポットであるといえます。