アラスカ観光で一度は行きたいデナリ国立公園内おすすめスポット3選

アメリカ
北米大陸の西部に位置するアラスカは、北緯26度に位置するため、年間の平均気温が約14度しかありません。冬になるとマイナス30度以下を記録する日々が続きますが、この極寒の地だからこそ目にできる美しい自然美が存在します。1997年に世界遺産に指定されたデナリ国立公園もまたそのひとつで、ここではこの公園と周辺のおすすめスポットをご紹介していきましょう。

北米随一の高原・デナリ国立公園

アラスカの中心部にあり、北米最高峰であるマッキンリー山の山頂に広がっているのが「デナリ国立公園」です。1997年にユネスコ世界遺産に指定をされ、アラスカを代表する観光スポットとなりました。標高4,100mの位置にあり、世界でもっとも高い位置にある世界遺産となりました。絶滅危惧種に指定されている野生のトナカイやオオヤマネコなども生息しおり、観光で訪れるためには許可申請をおこなわないといけません。現地スタッフが付き添い、雄大な自然をトレッキングすることも可能です。

まるで鏡のような姿をみせるワンダー湖

デナリ国立公園を訪れたら立ち寄りたいのが、「ワンダー湖」です。宿泊が可能なビレッジハウスから車で約20分の位置にある湖で、世界で3番目の透明度となっているところです。マッキンリー山の伏流水が湖を満たしており、晴天の時はマッキンリー山が水面に反射をして天と地の両方で目にできるのが見どころとなっています。冬になると全面が氷で埋め尽くされるため、訪れた方々はその時期だけしか体験できないアイスウォーキングを満喫されます。カルデラ湖で、周辺には溶岩が広がっているのも特徴です。

永久表土が残るウィルダネス鉱山

デナリ国立公園から南西の位置にある「ウィルダネス鉱山」は、1979年まで鉄鉱石を採掘していた場所です。現在はあ観光スポットとなっており、全長12kmの坑道を一般に開放されています。この坑道を抜けた先には一年中雪が残っているツンドラが広がり、永久凍土を目にする事ができます。トレッキングスポットとしても有名で、春になるとルピナスやリンドウなどの花が咲き誇って幻想的な世界に身を置ける場所です。デナリ国立公園管理等では、ウィルダネス鉱山トレッキングツアーの申込受付をなされています。

以上、北米大陸の最高峰に位置するデナリ公園と周辺のおすすめ観光スポットのご紹介でした。アラスカは北米大陸内では豊かな自然を残した一帯で、未踏の地がまだいくつも点在します。デナリ国立公園もそのひとつで、自然が生み出した絶景を堪能できるところです。アラスカを訪れる機会があれば、一度は訪れておきたいところです。

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