あまり知られていない観光スポットがある沖縄八重山の島々を2選
日本最南端の波照間島のニシ浜や南十字星
波照間島(はてるまじま)は石垣島の南方にあり、人が住んでいる島としては日本最南端に位置しています。石垣島からフェリーで2時間程、高速船で1時間程で渡ることが出来ます。いずれを利用しても石垣島から日帰りで行くことの出来る島です。港のすぐ近くには「ニシ浜」という八重山で一番綺麗とも言われている砂浜があります。白に近い砂で、白色化したサンゴの小さな欠片も混じっています。さざなみの静かな音と美しい海の風景に癒されれば、ずっとここにいたいという想いが湧き起こるかもしれません。もちろん泳ぐことも出来ます。ニシ浜にはシャワーやトイレの施設はありますが売店はありません。波照間島には他にも日本最南端の碑や星空観測タワーなどの観光スポットがあります。ちなみにこの島では春から秋にかけて南半球の夜空で見られる南十字星を観測することが出来ます。観測に最適な季節は春頃とされています。
日本国最西端之地の石碑がある与那国島
与那国島(よなぐにじま)は宮古島や石垣島よりももっと西に位置する日本最西端の島です。その先、約111km程の西には台湾があります。沖縄本島の那覇からは飛行機で、石垣島からはフェリーと飛行機で渡ることが出来ます。フェリーが発着する港近くの岬には「日本国最西端之地」と刻まれた大きな石碑のある観光スポットがあります。緑の芝生が綺麗に整備された小高い丘の上にあり、気象条件の良い日には、そこから台湾の島影が見えることもあります。島内には馬が多く放牧されていて、緑の芝生だけでなく島を巡る道路上にも歩いています。そういった馬がのんびりしている非日常的な風景を身近に見ることが出来ます。後、この島には海の中にも観光スポットがあります。通称「海底遺跡」と呼ばれている人工的な構造物にみえる海底地形です。ダイビングや船などで見ることが出来ます。
沖縄の八重山諸島の2つの島のいくつかの観光スポットを紹介しましたが、その他にもまだまだ色々楽しめる所があります。またその他の島々にもあります。八重山諸島は、沖縄本島からは離れていて遠く感じるかもしれませんが、飛行機を使えばすぐですし、島々の間はフェリーや高速船などで行くことも出来ます。地元の人と触れ合うことが出来れば、観光ガイドなどに載っていない場所を発見出来るかもしれません。