出雲の国と呼ばれる島根県のおすすめ観光スポット3選

中国地方
中国地方の日本海側に位置する出雲の国島根県は、美しい自然の景観と古代から江戸時代まで有数の歴史を持つ、見どころ満点の所です。神社、お城、文学に芸術、様々な見どころ観光スポットがたくさん。どんな趣味でも満足できるバラエティに富んだ中味の濃い場所です。山陰地方ならではの景色や名物も含めて島根を堪能しましょう。

神々が集う場所「出雲大社」

島根県でダントツの人気観光スポット「出雲大社」は、大国主命がご祭神。大国さんと呼び親しまれている国造りの神様です。因幡のしろうさぎの神話でも有名な場所です。年に一度10月の神無月に日本中の神様が全国からここに集合する逸話はよく知られていますが、集まってくるのは神様だけではありません。昔から縁結びの御利益があると言われ、全国から良縁を祈願する人たちが大勢集まってきます。大きな社殿やコインを投げ入れるので人気の大しめ縄など、「出雲大社」の広い敷地には見どころスポットがたくさんあります。

「松江城」と「城下町」で歴史を感じよう

松江市のシンボル的存在である松江城は、全国の現存する天守閣の中で唯一国宝に指定されています。正統派といわれるその天守閣の美観を、存分に堪能することができます。また、松江城山公園は日本の桜の名所100選にも選ばれている所です。春の花に囲まれるお城はみごとな景観です。そして松江の城下町は散策するのにぴったりの場所です。武家屋敷や美術館、神社など見どころがたくさんそろっています。忘れてはならないのが、「怪談」の作者「小泉八雲」。その記念館や旧宅も残されており、一見の価値ありです。

「足立美術館」で芸術しよう

「足立美術館」は安来市にあります。安来市といえば、どじょう踊りと言われる「安来節」のご当地。その安来市の自然に囲まれた美しい美術館がこの美術館です。有名なのは、美しい庭と圧倒的な数の「横山大観」のコレクションです。この美術館のコンセプトである、まるで絵のような庭園と、横山大観の日本画の調和は、他に類を見ない独特の魅力を備えています。他にも上村松園や平山郁夫など名だたる画家の作品が集められています。ショップにはオリジナルグッズも数多くそろっていて、おみやげにぴったりです。

島根県はどの観光スポットも、常に自然と調和しているところがとても素敵です。太古の神様たちとみごとな建造物、そして文学に芸術に加え、温泉や名物グルメも盛りだくさんです。一か所だけではなく、島根県全体に見どころが溢れている上、どれも駆け足ではもったいないくらい、じっくりと時間をかけて堪能したい観光スポットばかりです。

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