山口県周南市のおすすめ観光スポット2選について
周南市は小説「坊っちゃん」ゆかりの地
小説「坊ちゃん」には実はモデルとなる人物がいます。それが夏目漱石と一緒に松山で中学教師をしていた弘中又一です。この弘中又一は周南の出身で今でも周南には旧宅や「坊っちゃん公園」「坊っちゃんの像」といった小説にちなんだ観光スポットが数多くあります。これらは周南市の中の湯野地区に立ち並んでいますが、湯野は山間にある静かな温泉街で散策するにはぴったりの場所です。また、湯野には自慢の温泉風呂を持った宿も数多くあります。観光といえばついつい名所を足早に見て回りたくなりますが、自然と歴史を感じることができる湯野に宿泊してゆっくりと楽しんでみるのも良いでしょう。なお、湯野はJR山陽本線戸田駅から車で5分ほど、自動車でも徳山西インターを降りてから5分ほどでアクセスの良さもポイントのひとつです。
好きな人にはたまらない工場夜景
周南市は瀬戸内海に面する工場夜景が有名で、日本十大工場夜景都市のひとつにもなっています。しかも、ここは周囲の山や公園、漁港だけでなく新幹線の車内といった様々なスポットから、見ることができ、場所によってその表情が違うのも面白いところです。好きな人はもちろんのこと、見たことがない人も一度見てみればその迫力だけでなく、幻想的な光の魅力に取りつかれるかもしれません。また、2月23日は工場夜景の日となっていて、日本十大工場夜景都市の各地で様々なイベントが開催されています。周南市の工場夜景を見に行く際には、こちらでもイベントが開催されていないかどうか事前にチェックしておくと良いでしょう。なお、付近には立ち入り禁止区域も多く、危険な場場所もあるのでマナーを守って観光することも大切です。
山口県といえば西部の下関、北部の長門や萩、中部の山口市湯田温泉などが観光名所として有名ですが、県東部の周南地域にもここで紹介した以外にまだまだ多くの観光名所が存在します。しかも新幹線の徳山駅があるので、比較的どこの地域からもアクセスしやすいという利便性もあります。是非一度、周南の地に足を運んでみてはいかがでしょうか。