ミシガン州デトロイトのおすすめ観光スポット3選の紹介
デトロイトの象徴ヘンリーフォード博物館
ヘンリーフォード博物館とグリーンフィールドビレッジは、デトロイトのディアボーンに位置するエジソン学会が運営する博物館であり、国定歴史建造物に指定されています。ヘンリーフォードは、全世界で1,500万台以上製造販売されたT型フォードの生みの親にしてフォードモーターの創業者であり、毎年様々な事業に対して700億円程度のサポートを行っているフォード財団を設立しました。展示物には、ケネディ大統領の車やリンカーン大統領が使用した劇場の椅子などがあります。
自動車の街の文化に触れるモータウン博物館
モータウン博物館は、自動車の街を意味するモータータウンに由来し、1959年にベリー・ゴーディー・ジュニアによって設立されたタムラ・レコードを経て1960年4月に改称したモータウン・レコードコーポレーションが起源です。モータウンレコードコーポレーションでは、アフリカ系のソウルミュージックやブラックミュージックを中心にリリースし、1960年代にはビルボードランキングの約80%を掌握していました。館内には、実際に使用されていたレコーディングスタジオや衣装などが展示されており、往時の雰囲気を堪能する事が出来ます。
ベル・アイル・パーク市街地コース
ベル・アイル・パーク市街地コースは、アメリカミシガン州ベル・アイル・パークにある市街地コースであり、日本国内のサーキットでは考えられないほどバンピーでアンジュレーションに富んだ全長3.79kmの難コースです。佐藤琢磨が参戦しているインディーカーシリーズは、アメリカでは世界中で人気のフォーミュラー1より人気が高く、市街地コースからコーナーが4つしかないオーバルコースまで変化に富んでいる事からフォーミュラ1よりも面白いとされています。特にオーバルコースは、ビッグツリーと呼ばれる多重クラッシュが発生する事も多く、インディ500で佐藤琢磨が優勝するなどの番狂わせが発生しやすいのが面白味です。
デトロイトは、ヘンリーフォードに端を発する自動産業を主力産業として来た都市である事からヘンリーフォード博物館に加え、モータータウンに由来するモータウン文化に象徴される都市です。デトロイトは、自動車の世界シェアをフォルクスワーゲンやトヨタに奪われたと言え、現在もインディーカーシリーズやナスカーシリーズなど自動車競技が盛んな地域でもあります。