神奈川県・横須賀市一帯で一度は行きたいお勧めの観光地3選

関東
神奈川県は大都市・横浜市を抱える関東でも有数の自治体です。市民が暮らす街であると同時に、国内でも名所と言われる観光地もたくさあります。そのなかのひとつ、横須賀市は近代日本の歴史に大きな影響を与えた外交関連のスポットが点在しているほどです。ここでは歴史を知ることmできる神奈川・横須賀一帯のおすすめ観光地を見ていきましょう。

鎖国から外交都市を担った横須賀港

日本は江戸時代の300年間は海外と交流を持たず、鎖国というスタイルと通してきました。ところが幕末の1860年にアメリカからペリー総督が蒸気機関船で来日したのを機に、開国へと歩みを進めます。そのペリー総督が指揮官を務めた黒船が来航したのが、横須賀港です。現在も港の一角に記念碑があり、当時の大きな歴史の転換を目にすることが可能です。JR横須賀駅から徒歩10分でアクセスすることができ、数多くの商業施設やレストランもあるので観光客に人気のスポットになっています。

海軍カレーを味わえる横須賀公園

横須賀公園は港に面した位置にあり、約12ヘクタールの敷地を有しています。園内を流れる川は港から引き込んだ海水となっており、毎日干潮・満潮時にはさまざまな魚が泳いでいる姿を目にすることもできます。この公園内にはカフェがあり、一番の名物が海軍カレーです。現在も海上自衛隊の基地が真横に隣接しており、ここで毎週金曜日に提供されているカレーを喫茶でも味わえるのが人気になっています。夏になると東京湾に沈む夕日を真正面に見られることから、カップルのデートスポットでも人気です。

華僑の暮らしを身近に感じる中華街

横須賀駅から徒歩5分の位置にあるのが、神奈川県を代表する観光地・中華街です。1883年に中国・広東省から移り住んだ華僑たちが形成した街で、現在もその文化を色濃く残しています。計300件の飲食店や土産物店があり、毎年2月になると春節祭で盛大な盛り上がりを見せるほどです。華僑の文化を体験できる観光案内所や、名物の月餅を販売する露店もあります。平日・休日を問わず賑わっていて、店と店の間には提灯や縁起物の札をぶら下げている光景を目にすると、中国に来た気分を味わえるでしょう。

港町である横須賀では、潮の香りを体験しながら観光に勤しむことができます。お洒落なスポットであることから行く先々でテラスのカフェやレストランもあり、散策に疲れたら一休みをすることもできるでしょう。日本を開国へと向かわせた歴史のある土地で、海外から訪れた異国文化を今でも体験できるスポットもたくさんあります。

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