イギリスの趣を残すニューヨーク・ブルックリンのおすすめ観光名所3選
映画の常連出演者でもある世界一有名な橋
ニューヨーク市を流れるイースト川に架かる「ブルックリン橋」は、1860年に建造されたものです。イギリスにあるタワー・ブリッジを模して造られており、全長450mという長さは合衆国内で最長を誇っています。この橋は、アメリカ合衆国を舞台とした映画では必ずと言っていいほど登場するため、世界一著名な橋と言われるほどです。橋には高さ45mの2つの塔があり、石造りの吊り橋としても世界最大規模です。夜になるとライトアップがなされるため、写真映えのする観光スポットになっています。
子どもだけでなく大人も楽しめる遊園地
ブルックリンの西部にある「アストロランド」は、アメリカ合衆国内最古の遊園地です。1870年に建設され、約1,200ヘクタールの敷地内に計56個の多種多様なアトラクションがあります。イギリスの建築士が建設を担当し、園内にはフレンチ・コロニアル様式の赤レンガで造られた建造物も数多く見ることが可能です。高さ25mの大観覧車や回転木馬などがあり、大人も存分に楽しめる遊園地です。園内ではホットドッグを販売するスタンドが多くありますが、この遊園地がホットドッグの発祥地であることから名物グルメになっています。
高層ビル群の中で日本を感じられる植物園
ブルックリンのダウンタウン内にある「ブルックリン植物園」には、日本の偕楽園を模して建造された日本庭園があるのが特徴です。ニューヨーク市は東京都と姉妹都市関係にあるためであり、1978年に植物園が建造された際は、日本から派遣された造園師が庭園の整備を担当した本格的な仕上がりとなっています。ソメイヨシノが計250本植えられた植物園のメインストリートは、毎年4月になると薄紅色で美しく彩られます。ニューヨーク内でも人気の観光スポットで、高層ビルに囲まれながら自然を体感できる都会のオアシスです。
以上、ニューヨークのブルックリン周辺のおすすめ観光地3選でした。ブルックリンはアメリカ合衆国内でも長い歴史がある街であり、数々の歴史的建造物が今では観光名所となっています。また、大勢の人々が暮らす大都市の中にも自然を感じられる公園も点在しており、散策を楽しみながアメリカの歴史を垣間見るのにいい場所です。