テネシー州の都市であるナッシュビルのおすすめ観光スポット3選

アメリカ
アメリカ南西部のテネシー州に位置するナッシュビルは、カントリー音楽の中心地としても有名な都市ですが、それ以外にもアメリカ南西部ならではの古き良き趣を残す穏やかでおおらかな雰囲気も魅力的な都市となっています。ここでは、カントリー音楽の聖地でもあるナッシュビルのおすすめ観光スポットを厳選して3つ紹介していきます。

緑が満載の「チークウッド植物園&美術館」

ナッシュビルの西部にある「チークウッド植物園&美術館」は、野外美術館といった感覚で楽しめる憩いのスポットです。彫刻が点在する11種類の庭園や森林の中の散策コースをはじめとして、園内は野草庭園や日本庭園、ハーブガーデンなど緑が豊かで、座って寛げるスポットもたくさんあるので、旅の疲れを癒すには絶好のスポットといえます。美術館には600点にも及ぶ現代アートや、世界最大級を誇るアフリカ系アメリカ人の彫刻作品を鑑賞できたり、館内のレストランではテイクアウトもできたりするので、緑が満載な青空の下で食事を楽しむこともできます。

世界に誇る「カントリー音楽の殿堂博物館」

独特の外観が目を引く「カントリー音楽の殿堂博物館」は、数百万ドルの価値があるといわれる貴重なコレクションをはじめ、さまざまなカントリー音楽に関する品々を見学することができたり、音楽と映像の興味深い展示をたくさん楽しむことができたりと、ナッシュビルだけではなく世界中のカントリー音楽好きが楽しめるテネシー州随一の観光スポットとなっています。さらにピアノの鍵盤をイメージした外壁の窓やLPレコードからCDへの変遷を象った屋根など、カントリー音楽にあまり馴染みがない人でも十分に楽しむことができます。

サウンドの発信地「ライマン公会堂」

古き良き時代を彷彿とさせるレンガの外観が印象的な「ライマン公会堂」は、ナッシュビルサウンドの発信地として有名で、かつての栄光を今に伝える市民の誇りとして親しまれています。ここではライブやミュージカルなどのエンターテインメントが行われていて、さらにはロビーや廊下が小さな博物館となっていて、往年のスターなどの思い出の品々や昔の収録の様子も見ることができます。数々の音楽や芸術、文化や政治の渦がここで生まれ、ナッシュビルの街や人々に広がったという豊かな歴史があるので、歴史に深く触れたい人にはぴったりのスポットといえます。

カントリー音楽の聖地として知られる商業都市ナッシュビルは、のどかな雰囲気を残しながらも見どころの多い観光都市です。街中は常に音楽に溢れていて、音楽の歴史に触れることができるスポットや、ファミリーでゆったり寛げる緑豊かなスポットに至るまで、日本とは違った雰囲気を味わうことができる観光地となっています。

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