東京の北の玄関口にして文化の香る街・上野の観光スポット2選

関東
上野は江戸時代には徳川将軍家の菩提寺があった地で、周辺はその門前町として栄えました。また、近代以降は北日本から鉄道で東京にやって来る人たちのための玄関口として発展してきました。そんな上野には独特の庶民的な雰囲気を持った繁華街や、文化施設がいくつも集まった公園など、魅力的な観光スポットがそろっています。

毎日お祭りのようなにぎわいを見せる商店街

“東京都内はもとより、関東近郊からも年間を通じて多くの買い物客を集めている商店街が、アメヤ横丁です。「アメ横」という愛称でも知られるこの商店街は第二次世界大戦後の露店街を前身に持ち、全長約500メートルの細い路地の両側に400余りの商店が軒を並べています。
扱っている商品は食品から衣類、宝飾品に至るまで幅広く、いずれも市価よりかなりの安値で売られていることから、掘り出し物を求める人の波が尽きることがありません。特に正月用品の安売りは年の瀬の風物詩となっており、テレビの報道番組などでもたびたび紹介されます。他ではなかなか手に入らない海外の食材なども売られています。
買い物やグルメが楽しめるのはもちろんですが、威勢の良い売り声が飛び交う、高揚感に満ちた街の雰囲気も魅力的です。近年では外国人観光客の姿も多く見かけられます。”

豊かな自然に囲まれながら文化施設めぐり

“上野公園は正式名称を上野恩賜公園といい、もとは徳川将軍家の菩提寺の境内だった敷地を、明治時代初期に公園として整備したものです。都内でも屈指の桜の名所として知られており、花見の季節には大勢の見物客が訪れます。また、園内にある不忍池では、四季を通じて美しい水辺の風景が見られます。
この公園は自然と身近に触れ合える場所であると同時に、さまざまな文化に触れられる場所でもあります。園内には東京国立博物館や国立西洋美術館、国立科学博物館といった数々の文化施設が点在しており、国宝を含む貴重な文化財や古今の美術品などを観賞することができます。さらに、国立西洋美術館は建物自体の文化的価値も高いとされ、世界遺産に登録されています。
その他、園内にはジャイアントパンダの飼育で有名な上野動物園もあります。”

アメヤ横丁・上野公園のいずれも上野駅から徒歩圏内にあり、両方のスポットを同じ日に見て回るのは簡単です。ただし前者は多数の商店がひしめき、後者は文化施設が集中する密度の濃いスポットなので、その魅力を心ゆくまで堪能するにはじっくりと時間をかけるのがおすすめです。もちろん何度訪れても飽きることがないので、時間がない時は日を改めて再訪するのもいいでしょう。

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